子宮頸がんワクチン接種に関して

令和5年4月1日より、子宮頸がんの予防目的(定期接種)としてサーバリックス(2価)・ガーダシル(4価)に加えシルガード(9価)ワクチンが選択できるようになりました。原因微生物であるヒトパピローマウイルス(HPV)は、性的接触のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。子宮頸がんをはじめ、膣がん(扁平上皮がん)や尖圭コンジローマ等多くの病気の発生に関わっています。ワクチンを接種することにより、がんになる前の病変(前癌病変)を予防する効果や、子宮頸がんそのものを予防する効果が期待できます。接種券を有する方が対象になります。接種は事前の予約制になります。接種当日は、必ず保護者の同伴が必要となります。