内科疾患・一般診療

肺炎、感冒、喘息などのありふれた疾患に加え、高血圧症、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病、ざ瘡(にきび)や肌荒れを含めたスキントラブルなど多くの内科疾患の診療に対応が可能です。めまい症や腰痛症などの急性・慢性疾患に対しても応需します。
各種の健康診断で異常が出た際にはお気楽にご相談してください。
ワクチン接種や健康診断などにも積極的に行ってまいります。

下部内視鏡検査(大腸カメラ)

内視鏡を肛門から挿入し、直腸から盲腸までの炎症、ポリープ、腫瘍、がんなどの病変の有無を調べる検査です。結腸内の色調変化や粘膜面の変化を直接観察することで病変の診断が可能になります。その場で腫瘍の切除や処置が可能となります。大腸疾患の罹患率は40歳を超えるころから徐々に高まっていきます。下記の様な症状が現れた際には、早急に大腸カメラ検査を受けられるようお勧めいたします。

こんな症状がある方は検査をおすすめします

  1. 便秘や下痢の状態が続いている
  2. 血便が見られた
  3. 腹痛や腹部膨満感が続いている
  4. 貧血を指摘された
  5. 急激に体重が減少した
  6. 検診の便潜血検査で陽性となった
  7. ご本人やご家族が大腸ポリープや大腸がんの既往がある

大腸カメラを受ける際の注意点

検査前日

夕食は午後8時ごろまでに済ませてください(消化の悪いものは控えてください)。特に、繊維質の多い食品(ひじき、わかめ、こんにゃく、キノコ類など)、種子の多い食品(イチゴ、キウイなど)は前日から控えるようにして下さい。専用の検査食もご案内しております。寝る前に下剤を服用します。

検査当日

お薬を飲まれている方は事前にご相談ください。ご希望に応じて鎮静薬を用います。鎮静薬を使用する際は、検査後に自動車やバイクを運転することができませんので、公共交通機関でお越しください。
起床後、大腸をきれいにするため、約1~2リットルの下剤を数回に分けてのみます。数時間と腸がからっぽになります。昼頃に来院して頂き、検査を実施します。
検査では肛門から内視鏡を挿入します。大腸の内部を詳細に観察します。映像を見ながら大腸の内部を観察します。必要がある場合は、生検(大腸の粘膜からごく小さな組織片を摘まみだすこと)や病変の内視鏡的切除を行います。
検査は数分~数十分で終了します。鎮静薬を用いた際は検査後、約1時間程度、院内で安静を要します。通常、飲食は検査終了後から可能ですが、生検やポリープ切除を行った場合は医師の指示に従って下さい。

ポリープが見つかったら?

内視鏡手術(ポリープ切除)

大腸粘膜の表面から突出した隆起を大腸ポリープと呼びます。この約8割を占める腺腫は、将来的にがん化する可能性がありますので、早めに取り除く必要があります。当院では日帰りによる内視鏡的切除術が可能です。ポリープ切除を実施した際、当日の入浴は控えシャワー程度にしてください。鎮静薬を使用した際は車の運転は禁止です。また、処置後は、3日~1週間程度は運動や飲酒は避けてください。

胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)

細い電子スコープを鼻や口から挿入し、食道や胃、十二指腸の状態を観察する検査方法です。カメラ検査を定期的に受けておくことにより、胃がんなどを早期に発見できる確率が高まります。腹痛がある際は潰瘍や食道炎などの可能性がありますので有用です。口から挿入する経口内視鏡検査と鼻から挿入する経鼻内視鏡検査があります。経口内視鏡検査は細径が太いため、精密検査のためには適しています。一方、経鼻内視鏡は検診などのスクリーニング検査に適しています。当クリニックは経鼻・経口とも対応できます。

胃カメラを受ける際の注意点

検査前日

前日の夕食は、なるべくお早めにすませるようにして下さい。
お薬を飲まれている方は事前にご相談ください。
午後9時を過ぎたら、飲食はしないでください。当日朝のお薬についてはご相談下さい。

検査当日

検査が終わるまでは飲食禁止です。
鎮静薬を使用して検査を行った場合、自動車やバイク、自転車の運転ができませんので公共交通機関でお越しください。